集客の考え方
グルメサイトとSNSだけで足りるか。お客さまの探し方が変わった3つの数字
よくいただくご意見です。
- 食べログやホットペッパーに掲載しているので、ホームページは必要ない
- ホームページを作っても、見る人がいない
- 作ったあと、自分で更新できない
- Instagramで発信しているので、それで足りている
これらは、10年前であれば妥当なご判断でした。
当時はグルメサイトに載せれば来店につながり、ホームページは補助的な位置づけでした。この10年で変わったのは、お客さまの探し方のほうです。
いま、起きていること。
お客さまの探し方が変わりました。事実として確認できているのは、この3つです。
グルメサイトを「信頼できない」と答えた人の割合
2年前の約1.2倍
出典:株式会社TableCheck / 2022年 / n=1,100
お店を探すときにGoogle(検索・マップ)を使う割合
グルメサイトは61.3%。順番が入れ替わりました
出典:株式会社TableCheck / 2022年 / n=1,100
AIの回答を、自分で確認し直す人の割合
AIで見つけたあと、もう一度どこかで確かめられています
出典:サイバーエージェント GEOラボ / 2026年 / n=9,278
グルメサイトは、少し変化しています。
グルメサイトは今も使われています。比べて選ぶときも、予約するときも。変わってきたのは、そこに載っている情報をそのまま信じる人の割合です。
グルメサイトを「信頼できない」と答えた人の割合
2年前の約1.2倍
出典:株式会社TableCheck / 2022年 / n=1,100
- 「信頼できない」と答えた理由:自分好みのお店が見つからない(28.8%)
- 「信頼できない」と答えた理由:信頼できる情報ではない(21.2%)
お客さまが、他でも確かめるようになった。数字から読み取れるのはそこまでです。掲載を続けるかどうかは、また別の判断になります。
確かめる先は、Googleとお店の公式サイトです。
飲食店を探すときに使われる手段として、Google(検索とマップ)がグルメサイトを上回りました。「今すぐ行きたい」という検索に直結しやすく、地図・店舗情報・口コミ・予約までを一続きで済ませられるためです。
Google(検索・マップ)を使う
2020年は78.5%
出典:株式会社TableCheck / 2022年 / n=1,100
グルメサイトを使う
出典:株式会社TableCheck / 2022年 / n=1,100
SNSは「知ってもらう場所」、Googleと公式サイトは「確かめる場所」。
お店を知るきっかけとしてはInstagramが最も多く、71.1%にのぼります。ところが、そこから実際に来店する頻度は「月1回未満」が7割以上でした。知ってもらう力は強い。ただ、行くかどうかの判断は、そのあと別の場所で行われているようです。
お店を知るきっかけがInstagram
ただし来店頻度は「月1回未満」が7割以上
出典:COLLINS株式会社 / 2025年
経路が広がったぶん、受け皿が要ります。
6つの経路は、それぞれ別のものに見えて、最後は同じ場所を参照します。お客さまを連れてくるのはマップや検索やSNSのほうです。ホームページの役目は、そこから届いた人を受け止めることにあります。
- 検索する — Google検索:名前・地域名・業種で検索する、Googleマップ:近くの店を地図で探す
- 推奨を探す — SNS:投稿や口コミで評判を探す、AI(ChatGPT・Geminiなど):検索の手間を省き、推奨を聞く
- 比較する — 口コミ・予約サイト:専門の比較サイトで検討する
- オフラインで知る — 紹介・チラシ・看板:あとで名前を検索する
掲載をやめる提案はしていません。ポータルサイトは、まだお店を知らない方と出会う場所として今も有効です。まずは併用したまま、自社サイト経由の予約を少しずつ増やしていく。この進め方をおすすめしています。
